取引先と取引先責任者
取引先と取引先責任者の使用開始
ポイントは以下です。
「取引先」は会社、「取引先責任者」は勤務する人
- 個人の場合は、「個人取引先」として管理することも可能
- 「取引先」レコードの作成
- 「取引先責任者」レコードの作成
- Twitter等ソーシャル連携が可能
- ソーシャルの設定検索ができない
- 個人のソーシャル設定は可能。全体設定から削除された可能性あり
- 取引先責任者は取引先と関連付ける等のベストプラクティス
ハンズオン
「取引先」レコードとこれに関連する「取引先責任者」レコードの作成
Dynamics 365との比較
特別な差異は感じられません。「個人取引先」機能に関しては詳細説明がありませんでしたが、このような機能はDynamics 365にはありません。
取引先と取引先責任者のリレーションの説明
ポイントは以下です。
- リレーションの見方。①N関連する責任者を閲覧し、適切な人へアプローチ②親会社等の取引先の階層③自社の営業・マーケティング・サービスチームの確認。
- 取引先責任者を複数取引先に関連付けることが可能。
「取引先」フォームで「関連取引先責任者」リストを追加
「取引先責任者」フォームで「関連取引先」リストを追加。
- リレーションの追加。取引先における取引先責任者の関係性が選択可能
- 親会社、子会社管理。各活動は子会社に紐づけるのがベストプラクティス
- 取引先チームの有効化
「取引先」フォームに「取引先チーム」関連リストを追加。
ハンズオン
1つの取引先責任者を作成し、2つの取引先に関連付ける(正副)。
1つの取引先の取引先チームに自身を関連付ける。
Dynamics 365との比較
複雑な関連性を持たせる機能(N:N化するような機能)もDynamics 365はもっています。それほど差異があるようには感じませんでした。
感じたこと
初級といいつつ、複雑な関連性の話しを持ち出しています。
初心者には少々ハードルが高いように思いました。
また、フォームカスタマイズの基礎を行っていない中でいきなりこのような機能を取り上げることもハードルを上げているように思えます。